Toritatenin型白単

2010年10月21日日常コメント (7)

やあ　（´・ω・｀)

ようこそ、ラーメンブログへ。
このもやしはサービスだから、まずつまんで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このタイトルを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このエントリーを作ったんだ。

じゃあ、レポを書こうか。

2010/10/21 食す。 ★★★★☆
『一風堂 SHIROMARU-BASE 金山店』
http://www.ippudo.com/news/2010/09/929_shiromaru-base.html

我々ちぇけだ亭に群がる猟犬共の餌「ホットもやし」を提供してくれることで有名な一風堂の、ブランド店舗である。
店構えは少々こじんまりとした感じであり、隣に聳え立つ『札幌かに本家』のグロテスクな蟹に比べると些かパンチ力に欠ける。
しかし黒を主体とした色合いのシックな作りの店内には、日本人特有の侘びた感性をくすぐるものがある。

引き戸を開けて店に入ると、栄の一風堂では見られない券売機の姿が目に付く。
券売機の形としては、牛丼チェーンの松屋に置いてある物と同じ物だろう。
メニューを説明する元気な店員の声を聞くことができないことに寂しさを感じるも、客の回転率を考えれば妥当か。

メニューは３種類。
『特濃ラーメン』『特濃KARAKA』『特濃CURRY』
店名にあるように、一風堂の定番メニューである白丸元味を濃くしたものがベースとなっており、そこに味を足す形で２つのメニューが成立していると考えられる。
しかしまずは自信作である『特濃ラーメン』から頂くことにしよう。

そう心に決め券売機のボタンを押していくと、どうやら替え玉もこの時点で注文しておく必要がある、と読み取れる案内を見つけた。
ならば、と替え玉のボタンに手を伸ばすと『替え玉　￥２０』の表示が。
流石にこの値段を見せられては、替え玉１つだけという訳にはいかない。
再度替え玉のボタンを押すも、券売機は反応してくれない。
訝しみながら案内を見直すと、個数を入力してからメニューのボタンを押さなければならないということが読み取れた。
がーんだな…出鼻をくじかれた。

少々のトラブルを乗り越え店内に足を運ぶと、店員総出の挨拶を受ける。
どうやら時間を外して来店したこともあってか、店内の客は私一人だったようだ。
しかしここで動揺していてはラヲタは務まらない。
着席すると同時に店員から荷物を入れるカゴを受け取り、「麺はカタで」と言って笑顔で食券を渡す。
このレスポンスの速さに「麺の固さはいかがしましょうか？」と言おうとしていたであろう店員は気を引き締め、元気良く厨房へオーダーを通してくれた。

程なくして現れたのは、見るからに濃厚な白丸とんこつ。
単純に白丸を濃くしたという感じではなく、ベジポタ系を思わせるざらつく濃さ。
しかし飲み食いということはなく、むしろ臭いも無く滑らかで飲みやすい。
味もかなり強く、替え玉を重ねても強く主張し続けるほどだ。
とんこつ系はどうも最初のインパクトだけというイメージを持っている筆者にとって、この濃さは好ましい。
麺及びチャーシューはいつも一風堂で、特筆することはない。
トッピングも、今回は煮卵だけだが、恐らく同様のものだろう。
そうした変わらない要素を抱えながらも、ここまで違いを感じさせる。
やはりスープの力というものは侮れない。
替え玉２玉をもちろん完食し、気持ちよく退店させていただいた。
言わせていただきます。ごちそうさまでした！