なんだ?DN上で好きなラノベ晒しが流行ってるのか?
2010年11月10日 読書 コメント (3)
ちくしょう、当方ホイホイじゃないか・・・
くやしい・・・でも打鍵が止まらない!(ッターン!
まずライトノベルの定義に関してなんだが、これにはラ板に代々伝わる便利な解釈がある。
「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。 ただし、他人の同意をえられるとは限りません。」
つまりそういうことである。
しかしこれで定義してしまうと「ライトノベルっぽいミステリ/SF」が好きな当方の読む本は全てラノベ扱いになってしまうので、比較的理解を得やすい定義を挙げよう。
「ライトノベルレーベルから出版されている小説=ライトノベル」
恐らくこれが一番丸い。
前者の定義は「《極楽鳥》は赤マナ出せるから赤のクリーチャー」とか言いかねないが、後者なら「《極楽鳥》は緑マナで出るから緑のクリーチャー」という常識的な範囲に収まるからね。
以下超独善的誰得記事。
・『ALL YOU NEED IS KILL』
ラノベ界隈よりむしろSF読みから絶賛されている、タイムループSFの傑作。
理的思考と無駄の無い文章が、舞台となる戦場の血生臭さによって映える。
現在ダグ・リーマン監督(『ボーン・アイデンティティ』など)によってハリウッド映画化が進んでいるので超楽しみ。
・『半分の月がのぼる空』
「病弱もの」という分類になるが、死ぬことの悲しみでなく、続いていく生と向き合った作品。
何故か半クールとかいう簡略アニメ化された1~4巻より、5~6巻の儚げながらも希望に満ちた雰囲気が大好き。
ドラマCDで小夜子さんの声がデコビッチだった時にブチ切れて以来、当方は平野綾が嫌い。
・『イリヤの空、UFOの夏』
ラノベ界の代表的セカイ系作品。
あらすじだけ考えればよくあるセカイ系なのだが、秋山瑞人の圧倒的描写力によって昇華された名作。
惜しむらくは、おっぱいバレー(DOA)のせいで秋山瑞人がろくに新作を出さないところ。
・『ラジオガール・ウィズジャミング』
戦後統治であらゆるメディアが封鎖された街の話。
自分の信じる正しさのために動く人たちの暖かさが、心地良い読後感をもたらしてくれる。
残念ながら話題になるのが遅くて初動売上が伸びず、やむなく続刊は打ち切りに。
・『銀盤カレイドスコープ』
マスコミと敵対するアスリート小説。
最終巻はラノベ史上最大級の欝展開で、読んでるだけで熱に浮かされ目が痛くなり喉が渇く。
マイナス100点があるからこそ200点が出せるということを教えてくれる傑作。
しかし間違ってもアニメ版は見るな!あれは最大級のゲシュタルト崩壊。
・『文学少女』シリーズ
古典の名作を下地にした、学園ミステリ。
独白を交えミスリードを狙った構成によって二転三転する展開と、物語を再解釈する切り口が秀逸。
野村美月の作風はかなりクセがあるので、相性差によって感じ方は大きく分かれるかもしれない。
・『戦う司書』シリーズ
死者が本になる世界で図書館を守る司書たちの話。
暗鬱な空気とスケールの大きさ、それを描き切る作者の筆力は圧巻。
残虐非道な主人公を倒すために総力注ぐ敵対組織の能力者たち、という倒錯した能力バトルはジョジョ好きにオススメ。
・『ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語』
人種や性別に対する偏見・蔑視と戦いながら、新技術の研究をする話。
ひたすら何かに向かって突っ走ることの喜怒哀楽に溢れていて、読んでいて楽しくなってくる。
作者が変態定金なので、ヒロインも変態なのは確定的に明らか。
・『煌夜祭』
年に一度、冬至の夜に世界各地を旅して物語を集める語り部たちが、焚火を囲んで物語を奏でる話。
緻密な設定に裏打ちされた世界観と、複数の主観によって張り巡らされた伏線によって、もの哀しさの下にも厚みのある作品として成立している。
ちょっとベクトルは違うけど、成田良悟とか好きな人が読むと気に入るかも。
うわぁすげぇ久々に書評というか感想書いたわ。
こんなんより過激派が毎日一冊オススメのハーレクィン文庫を紹介する日記が見たいんだけど、まだですかね!
くやしい・・・でも打鍵が止まらない!(ッターン!
まずライトノベルの定義に関してなんだが、これにはラ板に代々伝わる便利な解釈がある。
「あなたがそうだと思うものがライトノベルです。 ただし、他人の同意をえられるとは限りません。」
つまりそういうことである。
しかしこれで定義してしまうと「ライトノベルっぽいミステリ/SF」が好きな当方の読む本は全てラノベ扱いになってしまうので、比較的理解を得やすい定義を挙げよう。
「ライトノベルレーベルから出版されている小説=ライトノベル」
恐らくこれが一番丸い。
前者の定義は「《極楽鳥》は赤マナ出せるから赤のクリーチャー」とか言いかねないが、後者なら「《極楽鳥》は緑マナで出るから緑のクリーチャー」という常識的な範囲に収まるからね。
以下超独善的誰得記事。
・『ALL YOU NEED IS KILL』
ラノベ界隈よりむしろSF読みから絶賛されている、タイムループSFの傑作。
理的思考と無駄の無い文章が、舞台となる戦場の血生臭さによって映える。
現在ダグ・リーマン監督(『ボーン・アイデンティティ』など)によってハリウッド映画化が進んでいるので超楽しみ。
・『半分の月がのぼる空』
「病弱もの」という分類になるが、死ぬことの悲しみでなく、続いていく生と向き合った作品。
何故か半クールとかいう簡略アニメ化された1~4巻より、5~6巻の儚げながらも希望に満ちた雰囲気が大好き。
ドラマCDで小夜子さんの声がデコビッチだった時にブチ切れて以来、当方は平野綾が嫌い。
・『イリヤの空、UFOの夏』
ラノベ界の代表的セカイ系作品。
あらすじだけ考えればよくあるセカイ系なのだが、秋山瑞人の圧倒的描写力によって昇華された名作。
惜しむらくは、おっぱいバレー(DOA)のせいで秋山瑞人がろくに新作を出さないところ。
・『ラジオガール・ウィズジャミング』
戦後統治であらゆるメディアが封鎖された街の話。
自分の信じる正しさのために動く人たちの暖かさが、心地良い読後感をもたらしてくれる。
残念ながら話題になるのが遅くて初動売上が伸びず、やむなく続刊は打ち切りに。
・『銀盤カレイドスコープ』
マスコミと敵対するアスリート小説。
最終巻はラノベ史上最大級の欝展開で、読んでるだけで熱に浮かされ目が痛くなり喉が渇く。
マイナス100点があるからこそ200点が出せるということを教えてくれる傑作。
しかし間違ってもアニメ版は見るな!あれは最大級のゲシュタルト崩壊。
・『文学少女』シリーズ
古典の名作を下地にした、学園ミステリ。
独白を交えミスリードを狙った構成によって二転三転する展開と、物語を再解釈する切り口が秀逸。
野村美月の作風はかなりクセがあるので、相性差によって感じ方は大きく分かれるかもしれない。
・『戦う司書』シリーズ
死者が本になる世界で図書館を守る司書たちの話。
暗鬱な空気とスケールの大きさ、それを描き切る作者の筆力は圧巻。
残虐非道な主人公を倒すために総力注ぐ敵対組織の能力者たち、という倒錯した能力バトルはジョジョ好きにオススメ。
・『ユーフォリ・テクニカ―王立技術院物語』
人種や性別に対する偏見・蔑視と戦いながら、新技術の研究をする話。
ひたすら何かに向かって突っ走ることの喜怒哀楽に溢れていて、読んでいて楽しくなってくる。
作者が変態定金なので、ヒロインも変態なのは確定的に明らか。
・『煌夜祭』
年に一度、冬至の夜に世界各地を旅して物語を集める語り部たちが、焚火を囲んで物語を奏でる話。
緻密な設定に裏打ちされた世界観と、複数の主観によって張り巡らされた伏線によって、もの哀しさの下にも厚みのある作品として成立している。
ちょっとベクトルは違うけど、成田良悟とか好きな人が読むと気に入るかも。
うわぁすげぇ久々に書評というか感想書いたわ。
こんなんより過激派が毎日一冊オススメのハーレクィン文庫を紹介する日記が見たいんだけど、まだですかね!
コメント
了承した
19ごろに下のホビステでウロウロしとく。
ホントだホビステあるんだ。
孔明スリーブ買いに行く予定だったから丁度良い。
>いぜっと
意外もなにもドラマCDサントラから画集まで持ってるぞ。